

覚えていない程、漫画を読んできましたシマヨシです。
今回は「売国機関」の第1巻について紹介します。
戦争が終わった国家を舞台に、終戦が原因で国内から出現する危険因子。
彼らを滅する為、平和を死守する暗闘ストーリー。
「カルロ・ゼン」という作者の名前を見つけて、ついつい手に取ってしまいました。
大人気「幼女戦記」の作者さんですね。
今回は戦争モノではなく、正しくは終戦後ですが、これが凄まじく面白い。
ただし「幼女戦記」と違い魔法は存在しません。
内容はとても難しく、2回以上読む事になった私の気持ち――この第1巻を読めば分かるはずですよ。
漫画「売国機関 全巻記事一覧」はコチラからどうぞ。

- ジャンル – 青年漫画
- 原作 – カルロ・ゼン
- 漫画 – 品佳直
- レーベル – くらげバンチ
- 出版社 – 新潮社
- 発売日 – 2019年2月15日
▼興味がある方は是非こちらからどうぞ▼

《評価80点》漫画「売国機関」第1巻ネタバレ感想!
「売国機関」第1巻ネタバレ見どころポイント
- オペラ座とは?
- ロフスキ少佐のヤバさ
- モグラを発見
この3つの見どころポイントに注目しました。
面白い点を伝えつつ、全てをネタバレしないように、簡単にですが紹介したいと思います。
オペラ座とは?
まずはストーリーについて、大まかに説明します。
西の「クライス連邦」、東の「ガルダリケ王国」という大国に挟まれた緩衝国家「チュファルテク合同共和国」は、連邦寄りの外交方針を取った為に、両大国の戦争に巻き込まれ、国土は蹂躙され、多くの人命を失う。

難しいですが、私も何度か読んで理解できました。

知らない奴が喧嘩してて、たまたま近くを通りかかっただけで殴られ、2人が和解したからお前も気にするなって言われたら――ふざけるなってなりますよね。
それがこの漫画の主人公です。
ロフスキ少佐のヤバさ
オペラ座の隊長――ロフスキ少佐。
この第1巻の表紙の目が鋭い美人さんです。
ただこの美人さんのロフスキ少佐がくせ者で……。
綺麗な花にはトゲがあるなんて言いますが、トゲだけじゃなくて猛毒がつゆだくです。

平和に対する執念と、敵に対しての容赦ない狂ったキャラクターは個性の塊でした。
部下の運転手はドン引きしてましたね。
その後、笑顔で半分は冗談だと言っていましたが恐ろしいですよね。
「半分も?」って思いますし、「ホントは半分以上でしょ!」って思ってしまいます。

ただ自国の子供には優しくしたり、よく笑顔を浮かべるので、凄まじいギャップがあるんですよ。
寧ろ、好きになってしまう魅力を秘めているんですよ。
モグラを発見

ロフスキ少佐は犯人であるモグラを使って、更に犯人の仲間を釣れるとお礼を言います。
2つの大国のせいで犠牲にあったのに、その相手に愛想を振りまいている事が許せないと言っているのでしょう。
ただロフスキ少佐は全く揺るぎません。
絶望の表情を浮かべる犯人の前で、ロフスキ少佐は犯人の仲間を駆除しに向かいます。
仲間は素人軍団です。
当然、精鋭部隊のオペラ座とでは相手になりません。
しかも奇襲だったので、一瞬で終わりました。
どんな方法を使っても、平和を維持するロフスキ少佐の願い。
それがオペラ座自体の行動にも直結しています。
表向きは平和の為の行動ですが、少しでもずれれば悪の所行にも見えてしまう、そこがこの作品の魅力かもしれません。

しかし、今後は生半可な相手だと、オペラ座には叶わないでしょうね。
今後のストーリーが気になります。
「売国機関」第1巻の感想・評価
難しくはありますが、しっかりと作り込まれたストーリーです。
気楽に読める漫画ではなく、しっかりと集中して読む必要はありますね。
ただそれだけにハマってしまう魅力は秘めていました。
ストーリーだけではなく、主人公も尖ったキャラクターで良かったです。
この調子で進むなら、確実に面白い作品になるでしょう。
更に面白くなるなら、大ヒットの可能性も大でしょうね。
もう読んだ人は同じ評価になったでしょうか?
まだ読んでいない人は後悔しないように一度読んでみて下さい。
漫画は読まないで損をすることはありませんが、読むと得をすることがあるモノです。
是非、自分が得をする漫画を逃さない為に手を差し伸べて上げて下さい。
以上、ここまでこの記事を読んでくれた方はありがとうございました。
▼「第2巻 売国機関」の記事はコチラから▼
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