

覚えていない程、漫画を読んできましたシマヨシです。
今回は「売国機関」の第2巻について紹介します。
今回の表紙はリーナ・マートン准尉ですね。
今の所、オペラ座には3人の女性がいますがその1人です。
ヘビースモーカーでクールキャラ。
気付けば私はリーナ・マートン准尉の事が、お気に入りキャラになってました。
この第2巻を読めば、不思議と気付けばなっているはずですよ。
漫画「売国機関 全巻記事一覧」はコチラからどうぞ。

- ジャンル – 青年漫画
- 原作 – カルロ・ゼン
- 漫画 – 品佳直
- レーベル – くらげバンチ
- 出版社 – 新潮社
- 発売日 – 2019年8月15日
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《評価82点》漫画「売国機関」第2巻ネタバレ感想!
「売国機関」第2巻ネタバレ見どころポイント
- 共和国東部の国境
- 軍用麻薬
- 王国の手の者
この3つの見どころポイントに注目しました。
面白い点を伝えつつ、全てをネタバレしないように、簡単にですが紹介したいと思います。
共和国東部の国境
前回の「第1巻「売国機関」の記事」では、参謀本部に潜伏していた内通者を発見確保し、次に向かったのが、共和国東部にある国境の街です。
国境という事なので、街は街として機能しているとは言い難い感じでした。
当然ですよね。
ちょっと前までは戦争が繰り広げられていた現場な訳ですから。

ロフスキ少佐の言葉からも分かる通り、オペラ座のメンバーも戦争時は東部で戦っていたようでした。
分かっていた事ですが、改めてオペラ座とは戦争を経験している精鋭部隊という事でしょう。
今回の表紙のリーナ・マートン准尉もこんな事を言っていました。
ちなみに少し話が逸れてしまいますが、初めに言ってしまうと、このマートン准尉は今回もそれ程、活躍する場面は少ないです。
ただその陰湿な雰囲気とクールな雰囲気を混ぜ込んだよんな独特な雰囲気を漂わせていて、私的には気になっていたりします。

まぁ、逸れる話はこれぐらいで。
それでは話は戻って、どうしてそんな精鋭部隊が揃ったオペラ座が向かう事になったかですよね。
理由は軍用麻薬の件についてでした。
軍用麻薬
徐倦覚醒剤―シルバーと呼ばれていた軍用麻薬。
基本的に軍が兵士に麻薬を使う事を推奨する事は禁止されています。
ただ公式には栄養剤として使われていたようです。
戦時下の過酷な環境で兵士を長持ちさせる為に投入されていたらしいですね。
そして麻薬なので中毒者もいたらしく、薬欲しさに戦友を売り出す人もいたとか……。

問題は戦争が終わった現在でも、麻薬の使用が続いている事。
そしてこの共和国東部にある国境で、製造されている事ですね。
私はまたまた2度読む事になりましたけど……。

結論から言ってしまえば、その連邦軍の基地が勝手に隠れて、麻薬を製造密売していたという事です。

王国の手の者
しかも協会に神父とシスターとして。
だから更に上から塗りつぶすように、王国が裏にいたと公表した訳ですね。
シスターは助かりました。

結果から言えば丸く収まった気がしますが、当然ですが今回の騒動の全てを擦り付けられた王国は黙ってはいないでしょう。
何をしでかすか分かったものではないですよ。

予想するのが難しい程、作りこまれた難しい世界。
だからこそ、面白いと感じてしまいます。
「売国機関」第2巻の感想・評価
一言、言わせて欲しい。
やっぱりこの漫画は難しい。
良い意味で少年漫画のような単純で理解しやすいストーリーばかりで慣れていると、こういった難しい内容の漫画は理解するのに一苦労です。
ただし、その壁を乗り越えられれば、魅力は抜群です。
キャラクターの魅力も抜群ですが、特にキャラクターに頼らずストーリーで魅了してくれる所が評価に価すると思います。
キャラクターで魅了してくれる作品は多いですが、ストーリーで魅了してくれる作品は少ないですからね。
その点でも素晴らしいと思いました。
もう読んだ人は同じ評価になったでしょうか?
まだ読んでいない人は後悔しないように一度読んでみて下さい。
漫画は読まないで損をすることはありませんが、読むと得をすることがあるモノです。
是非、自分が得をする漫画を逃さない為に手を差し伸べて上げて下さい。
以上、ここまでこの記事を読んでくれた方はありがとうございました。