

覚えていない程、漫画を読んできましたシマヨシです。
今回は「星と旅する」の第3巻について紹介します。
大好きだったこの漫画もこれが最後――つまり完結です。
歴代の漫画の中でも、ここまで強く「どうして打ち切りに?」と思った作品はありません。
それぐらい個性があり素晴らしい作品でした!
- ジャンル – 少年漫画
- 原作/漫画 – 石沢庸介
- レーベル – 月刊少年マガジン
- 出版社 – 講談社
- 発売日 – 2018年8月17日
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《評価90点》漫画「星と旅する」第3巻ネタバレ感想!
「星と旅する」第3巻ネタバレ見どころポイント!
- 星歌祭スタート!
- 壮絶!異星の民との戦い!
- 結末とルナの秘密!
この3つの見どころポイントに注目しました。
面白い点を伝えつつ、全てをネタバレしないように、簡単にですが紹介したいと思います。
星歌祭スタート!
ではでは。
ついに星歌祭がスタートします。
ここまで読んだ人は分かるはずの未知への興味、そして楽しさ。
読んでいてワクワクする――星の旅するレース。

さてさて。
ちなみに星歌祭とは?
それについて軽く説明すると――。
ゼウスという巨大な星の回りを回るサバイバルレースであり、各国の代表も出場している世界一の家星を決める旅するレース。
いざ、スタートしてもケンジたちはマイペース。
ただしケンジたちの家星に侵入者がやって来ます。
長期に及ぶサバイバルレース。
当然、物資の奪い合いはアリです。
相対するのは巨乳メイドのローリエ!

華麗にさばき、華麗に避けるローリエ。
そして華麗な足技で圧倒する訳です。
独特な世界観に、テンポ良く進むストーリー。
可愛いキャラ、カッコイイキャラを描き分け、背景の美しさから迫力のある肉弾戦!
今回のローリエの戦闘シーンも満点!
可愛さを維持しつつ、凜々しさもプラス。
更には下品にならないレベルの密かなサービス(パンチラ)と、まるでアニメを見ているかのような流れるバトルは、シンプルであり魅力抜群な訳です。
このような場面を見ると――。
どうしても私はアニメオタクでもあるので、叶わない願いだとしても、映像でも見たかったと考えてしまいます。
壮絶!異星の民との戦い!
ではでは。
ローリエがカッコよく戦ってくれたということは?
次は主人公のケンジのターンでしょう!
今回、他の巻と比べると、バトルは少し多目になっています。

さてさて。
今回、ケンジは新たに登場した異星の民と戦うことになります。
これがまたヤバい敵で、壮絶なバトルになる訳です。
その前に、異星の民とは?
簡単に説明すると――。
人が住むことが不可能な星に、幼少期の頃から住まわせることで、その異星に適応した人の枠組みから外れた人物のことです。

登場する異星の民は2人。
- G戦上のアリア♀:超重力星(シース)に適応
- 獄星のイカロス♂:灼熱の星に適応
結論から言ってしまうと、ケンジは2人と別々に戦い勝利します。
特に火を操るイカロスとの戦いは壮絶の一言。
セリフが少なく、バトルの迫力を絵で魅了する展開が多く、ケンジとイカロスとの戦いは鳥肌なくしては見られない内容でした。
普段は優しいケンジの鬼のような表情は、マジでギャップでヤバいですよ。
是非、読んだことがない人は読んでほしいです!
結末とルナの秘密!
ではでは。
ついに結末を語ってしまいましょう。
どうしても好きな漫画なので、少し寂しい気持ちがありますね……。

さてさて。
ローリエが戦い、そしてケンジとくれば――。
もう残されたのはヒロインであるルナのターンでしょう!
最後の最後に驚きの展開が待っていました。
ケンジとイカロスとの壮絶な戦いは終わりません。
戦場になっていたケンジの家星は燃え上がっていました。
当然、ひ弱なルナは戦いを見守ることしかできずに崩れ落ちます。

世界魚(バハムート)が海から上がってきたことで、大量の海水がケンジとイカロスとの戦いを止め、更に燃えていた家星も鎮火させてしまいます。
ケンジは泣くルナを抱きかかえ、世界魚(バハムート)に向かって誓う訳です。
結果、世界魚(バハムート)は引いてくれて、戦いも終了。
一件落着ですが……。
ルナの正体は、イカロスやアリアのような異星の民どころではなく、次元が違う、異星も異星――母星の民だったという驚きの正体でした。
確かに第1巻の出会いは、ルナが母星の海に浮かんでいた所をケンジが助けた訳ですからね。
そういうことなんでしょう。
最終的には全員が仲良くなり、星の旅が続いていく――という流れで完結です。
しかし、本当にやってくれましたよ。
一応はしっかりと完結はしていますが、続きが気になることだらけ。
しかも休載ではなく完結ですからね。
一生、この作品の続きが分からないとなると……苦痛すぎる……。
もう叫びたくなりますねw
「星と旅する」第3巻の評価!
魅力という点では満点です。
ただどうしても打ち切りのようだったので、伏線を回収できていない所が多いです。
更に言えば、気になる伏線ばかり。
しかし、それを差し引いたとしても、十分に楽しめますし、読む度に続きが気になってしまうだけの魅力を秘めた漫画でした。
――と聞かれれば、私は読む価値はあると答えます。
まだ読んでいない人は後悔しないように一度読んでみて下さい。
漫画は読まないで損をする事はありませんが、読むと得をする事があるモノです。
是非、自分が得をする漫画を逃さない為に手を差し伸べて上げて下さい。
以上、ここまでこの記事を読んでくれた方はありがとうございました。