

覚えていない程、漫画を読んできましたシマヨシです。
今回は「娘の友達」の第1巻について紹介します。
全てに追い詰められた社会人の男性と、娘の友達による年の差恋愛ラブストーリー。
まさに大人が読む恋愛漫画。
リアルな心情が描かれた生々しさは、確実にクセになること間違いなし!
- ジャンル:ラブストーリー、サスペンス
- 原作 / 漫画:萩原あさ美
- レーベル:コミックDAYS
- 出版社:講談社
- 発売日:2019年8月8日
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《評価76点》漫画「娘の友達」第1巻ネタバレ感想!
「娘の友達」第1巻ネタバレ見どころポイント!
- どんなストーリー?
- どんなキャラクター?
- 披露限界、そして2人で逃避行!
この3つの見どころポイントに注目しました。
面白い点を伝えつつ、全てをネタバレしないように、簡単にですが紹介したいと思います。
どんなストーリー?
ではでは。
漫画好きだと言いつつも、実は少女漫画などはほとんど読まない私。
理由は――純粋な恋愛中心のストーリーが余り好きじゃないから。
しかし、この漫画は別腹だと言っておきます!
そう、それだけの特別な魅力がこの漫画にはありました。
第1巻ということで、まずはストーリーの説明から!
タイトルにもあるように「娘の友達」。
つまり娘を持つ父親と、その娘の友達によるラブストーリーです。
ラブストーリーと言っても、明るいタイプじゃなく暗いタイプ、更に言えば甘々じゃなく、ハラハラですw
妻は1年前に他界、娘は不登校、教師からは娘について攻められ、会社では昇進したが増していくプレッシャーに順調に進まない仕事、全てに疲れた父親。
同じように家庭に問題を抱えている真面目な娘の友達も……。
そんな2人は隠れ家のような喫茶店で、唯一の安らぎの場所だと通う父親と、そこでバイトを始めた娘の友達は出会いました。
ざっとストーリーの流れはこんな感じですが、しかし、この2人の組み合わせは犯罪性が増しましたよねw
まぁ、当たらずとも遠からずではあります。
しかし、その禁断の部分っていうのも、間違いなくこの漫画の魅力です。
私が読んでいて1番グッとくるのは、父親の心の隙間に、巧みに入り込む娘の友達です。
会社もダメ、家庭もダメ、それ以外の方向からも心理的に攻撃を受け続けた父親の日常に対しての疲労感、唯一の救いもしかし、娘の友達だという拒絶感と戦う父親の心の隙間に、絶妙な角度で優しく入り込む巧みな娘の友達は悪魔です。
追い詰められて追い詰められて、唯一、優しく接してくれる美少女。
しかし、その道の選択はダメだとわかっていて……。
それでも遠回しに誘惑してくる娘の友達は、やっぱり悪魔でした。
どんなキャラクター?
ではでは。
ストーリーの説明から2人のキャラのことが気になると思います。
父親と娘の友達ですね。
- 市川 晃介♂
- 如月 古都♀
父親の晃介は仕事に追われるサラリーマンで、娘の不登校に苦慮中、神経質な一面はありますが普通の男性です。
決して悪党ではなく、常識のあるキャラです。
しかし、いくら常識がある男性でも限界まで追い詰められてしまえば、どうなるかわからないという葛藤のリアル感が凄く共感できるキャラです。
対して娘の友達である古都。
謎めいた黒髪ストレートの超真面目そうな美女さんです。
実際、凄い真面目なキャラなんですが、寧ろそのキャラクター性とは真逆な控え目な誘惑の積極性が、禁断の部分をより強めている感じがあります。
更に古都も家庭に問題があるようで、晃介と同じく影のあるキャラなんですよね。
安易に触れてはいけない闇の部分が漏れ出している感じ……。
読んでいて、たまりませんw
披露限界、そして2人で逃避行!
ではでは。
最後に少しだけ、私が1番記憶に残った場面の紹介を――!
晃介が全てに限界を感じて逃げ出したいと思った時、古都と一緒に逃避行してしまう場面です。
仕事は上手くいかず、娘は相変わらず部屋から出てこない、そんなことが繰り返し繰り返しチクチクと攻撃し、精神的に限界を迎えたそんな時……。
「娘の友達」第1巻の評価!
まさに大人の恋愛漫画でした。
非現実ではなく、現実のリアルな設定にリアルな心情を描いたストーリーは、何処か凄く人間味を感じられて、大人にこそ強く共感を得られる内容だったと感じました。
特に青年誌ということもあり、大人の男性に読んで欲しい漫画でした。
まだ読んでいない人は後悔しないように一度読んでみて下さい。
漫画は読まないで損をする事はありませんが、読むと得をする事があるモノです。
是非、自分が得をする漫画を逃さない為に手を差し伸べて上げて下さい。
以上、ここまでこの記事を読んでくれた方はありがとうございました。