

覚えていない程、漫画を読んできましたシマヨシです。
今回は「娘の友達」の第2巻について紹介します。
禁断の関係はより深みを増して、ヒロインの積極性も増すばかり。
2人でホテルは……ちょっと……犯罪な気が……。
- ジャンル:ラブストーリー、サスペンス
- 原作 / 漫画:萩原あさ美
- レーベル:コミックDAYS
- 出版社:講談社
- 発売日:2019年11月13日
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《評価82点》漫画「娘の友達」第2巻ネタバレ感想!
「娘の友達」第2巻ネタバレ見どころポイント!
- 2人で逃避行(続)&古都がかかえる家庭問題!
- 不登校の娘、復帰!
- 禁断のデート!
この3つの見どころポイントに注目しました。
面白い点を伝えつつ、全てをネタバレしないように、簡単にですが紹介したいと思います。
2人で逃避行(続)&古都がかかえる家庭問題!
ではでは。
第1巻の続き、つまり全てに疲れた2人が選択した逃避行の続きになります。
もうとんでもない所で、第1巻が終わってくれましたからね。
神速のスピードで、続きを読みましたよ。
冷静に考えてみると、古都と同じ歳の娘がいる晃介、つまり親と子ほどの年の差。
パパ活なんていう言葉がありますが、この2人はガチです。
真面目な少女である古都ですが、本能を剥き出しにして求めます。
しかし、まだ晃介の方は罪の意識があるのか、一歩が踏み出せません。
今回も逃げ出したはいいですが、結局、踏み止まります。
しかし、ただでは終わりません。
夜遅くなったことで、ネットカフェに2人で泊まることになるんですね。
つ、ついに一線をこえる……なんてことはありません。
それでも古都の悪魔のような積極性は止まることを知らずに、狭い空間の中、晃介に抱きつき体の臭いを嗅ぎまくる罪深い行為。
読む方もハラハラドキドキですが、結末は寝落ち。
それでも晃介に取っては、自分1人では抗うこともできなかった追い詰められた現状、それに逃避行という方で、反抗できたようなスッキリした顔をしていました。
そして古都の家庭問題も明らかに!
しっかりしている古都は、ちゃんと晃介とネットカフェで泊まっていることを隠して、友達の家に泊まって勉強会という嘘をついて母親に連絡をしていました。
ただし、帰ると玄関には真顔で古都の帰りを待ち構えている母親の姿が……。
次の瞬間――猛烈なビンタが炸裂。
そしていつものことだとばかりに、古都は土下座します。
嘘はバレていない。
古都が抱えている家庭問題は――母親から虐待を受け、優等生であることを強いられているということ。
もう無感情の表情を浮かべる古都を見ただけで、悲しくなります。
この一場面だけで、古都がどんな道を歩いてきたのか想像できてしまう強烈な場面でした。
不登校の娘、復帰!
ではでは。
今回の第2巻では、第1巻で余りスポットが当てられていなかった晃介の娘――美也が多く登場します。
この漫画には切っても切り離せない重要なキャラクターでしょう。
そもそも、美也が不登校の理由は、イジメとかではないことが示されました。
原因は――。
- 母が亡くなったこと。
- 美也の学校は勉強のレベルが高い学校で、入学してから努力を重ねても周りの生徒に追い抜かれていく孤独感から。
仕事を優先して母の最後を見届けられなかった晃介に対しての怒り、涙を溜めながら言う美也の場面はとても記憶に残っています。
何も言い返せない晃介の心情も凄く理解できて、それでも古都とのことで前向きになることがやっとできた晃介は言う訳です。
2人の親子関係はまだ修復可能。
ここから時間をかけて少しずつ、そんな雰囲気を感じました。
そして父親の言葉が伝わったのか、美也は学校に通い始める訳です。
ただ通い始めることで、古都との関係がややこしくなることが予想できるでしょうねw
禁断のデート!
ではでは。
ついに越えてはならない一線を越えてしまうのか……。
今までのオフホワイトな関係が、いっきにブラックな関係になってしまうのか……。
ついに正式に晃介と古都がデートしてしまいます!
しかし、娘である美也と仲直りするきっかけをくれた古都に、そもそも晃介は感謝の気持ちを持っていたので承諾。
古都の虐待母親がつけて来てた訳です。
ただギリギリ鉢合わせになることなく逃げ出します。
「娘の友達」第2巻の評価!
どんどん過激になっていく展開。
それでもギリギリのラインを綱渡りしているようなハラハラ感は抜群でした。
シンプルでいて、丁寧な心情の表現力が素晴らしく、読み勧めるごとに世界観に取り込まれてしまいます。
とても素晴らしい巻でした。
まだ読んでいない人は後悔しないように一度読んでみて下さい。
漫画は読まないで損をする事はありませんが、読むと得をする事があるモノです。
是非、自分が得をする漫画を逃さない為に手を差し伸べて上げて下さい。
以上、ここまでこの記事を読んでくれた方はありがとうございました。