

覚えていない程、漫画を読んできましたシマヨシです。
今回は「シャドーハウス」の第4巻について紹介します。
今回の表紙はケイトを中心にした素晴らしい感じですね。
よく見ると下に破かれているのは「偉大なるおじい様」の絵。
それを破いてケイトが踏んでいるという事は?
つまり……そういう事ですよね。
今までの巻は面白くても、まだまだ微妙という感じでした。
ただついに一皮むけて「面白い」という事が、この第4巻を読む事で確信に変わりました。
漫画「シャドーハウス 全巻記事一覧」はコチラからどうぞ。

- ジャンル – 青年マンガ
- 原作/漫画 – ソウマトウ
- レーベル – 週刊ヤングジャンプ
- 出版社 – 集英社
- 発売日 – 2020年2月24日
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《評価90点》漫画「シャドーハウス」第4巻ネタバレ感想!
「シャドーハウス」第4巻ネタバレ見どころポイント
- お披露目の結果は?
- シャドーの秘密が明かされる!
- ケイトの決意!
この3つの見どころポイントに注目しました。
面白い点を伝えつつ、全てをネタバレしないように、簡単にですが紹介したいと思います。
お披露目の結果は?
前回の「第3巻 シャドーハウス」の記事では、お披露目がスタートした所を書きました。
当然、お披露目の続きであり、そして結果までいきますよ。
子供のシャドー達と生き人形の資質が試される「お披露目」。
いきなりですが、結果を言っちゃいます。

- ケイト&エミリコ=合格
- ジョン&ショーン=合格
- パトリック&リッキー=合格
- ルイーズ&ルウ=合格
- シャーリー&ラム=不合格
無事、ケイトとエミリコは合格する事が出来ました。
初めこそ蹴落とし合うようにして進んでいた「お披露目」でしたが、エミリコの天真爛漫な性格に染められるように、周りのペアとも友情のようなモノが芽生え始めます。
ここが良いんですよね。
この作品は謎と異質さの塊のような邪道ストーリーです。
決してジャンプ作品のような王道なよくあるテンプレート作品ではありません。
ただ中心にいるキャラクターは真逆で明るく真っ直ぐに王道の道を進みます。
言葉は悪いかもしれませんが、ケイトもエミリコもよくあるキャラクター。
しかし、それを包むストーリーが異質なだけに、より輝いて感じられるんですよ。

既に読んだ人は感じているはずですよね?
そしてそしてお披露目の結果――重要なのは不合格者がいた事でしょう。
シャーリーとラム。
なんとシャーリーは崩れるように消えてなくなってしまいます。
つまり死んじゃうんですよ。
シャドーの一族が死ぬ場面は初めて。
その謎はお披露目を観戦していたシャドーの大人達が明かしてくれました。
この漫画を読んでいた人なら必ず気になる謎です。
ある意味、その謎の大部分が明らかになりました。
シャドーの秘密が明かされる!
正直、独特な世界観なだけに、明かされたシャドーの秘密については予想は出来ませんでした。

では結論を言っちゃいましょう。

これって結構、凄い秘密を明かしてますよね。

この後、実際にシャドーの大人達が人の顔を出して、館の外から人間の子供達を連れてくる場面がありました。
街の住人も洗脳されているのか、館に行く事が幸せであるように喜んでいるんですよ。
そしてこの流れを作った人が「偉大なるおじい様」らしいです。

色々と謎に隠されていた点と点が繋がっていく面白さが半端ないです。
しかし、謎が明かされても面白さは増すばかり。
偉大なるおじい様の事。
館の事。
シャドー達の事。
謎はまだまだあります。
そして1番分からないのは、ケイトとエミリコがどういう風に結末を迎えるのかはサッパリです。
数え切れない程、漫画を読んできた私でも先が全く読めない。
これだからこの漫画は面白いのかもしれません。
ケイトの決意!
先程、先が見えないと言いましたが、方向性だけはケイトが示していました。
決意した理由の大きな部分はエミリコの状態でしょうね。
お披露目で合格した者にはすす入り珈琲を飲まされます。

飲むとシャドーには効果は無くても、生き人形達にはおじい様の忠誠心で満たされるようになるんです。
例えば、おじい様が手を振った場面がありました。
すると生き人形達は泣きながら歓喜して大騒ぎする訳ですよ。
もう怖い怖い。
すると生き人形を元に擬態していたシャドー達も影響を受けていくっていう恐ろしい流れが完成されていたんです。
完全に悪い薬ですよ。
現代だと白い薬ですよ。
だから大切なエミリコを別人に変えたおじい様をケイトは許せなかった訳です。

ここからケイトは信用できる協力者を探していく訳です。
大人のシャドーは信用できない。
ならお披露目で合格したメンバーならってな感じです。
本当に面白くなってきました。
周りは敵だらけ。
バレたらアウト。
それでも隠れながら密かに仲間を増やしていく感じ……。
最高だ。
とうの昔に忘れてしまった子供心が疼く感じがするんですよね。
私はそのように感じました。
この感じを多くの人にも共感して欲しいですね。
「シャドーハウス」第4巻の感想・評価
まだ読んでいない人は後悔しないように一度読んでみて下さい。
漫画は読まないで損をする事はありませんが、読むと得をする事があるモノです。
是非、自分が得をする漫画を逃さない為に手を差し伸べて上げて下さい。
以上、ここまでこの記事を読んでくれた方はありがとうございました。